パンの製法のひとつにストレート法と呼ばれる方法があります。
ストレート法はそのネーミングから想像できるように、パンの材料を何回かに分けたりせずに、全て一緒にして手でこねて発酵させる方法。
そのため、材料の味を生かした仕上がりになるというメリットがあります。
しかし、材料を全て一緒に混ぜて発酵させてしまうため、発酵回数はたった一度。
他の製造方法と比べて発酵時間が短いため、手作りした翌日にはパンが硬くなってしまうというデメリットもあります。
イースト菌の発酵具合によって手作りパンの完成度も大きく左右されるので、実際に手でこねながら微調整をしていくテクニックも必要とされるようです。
それだけではありません。
パン生地を手でこねる際に、生地の温度が低すぎるとイーストの動きが活発にならず、焼きあがったパンはボソボソ、ボワボワした感じになってしまいます。
かといってイーストを多めに使いすぎるとイーストから発生するガスが多くなりすぎ、パンを焼いている途中にパンが破裂してしまうという事態にもなりかねません。
あくまでもバランスが大切と言うわけです。
ストレート法でパンを作る場合には、使用するイーストの量に応じてパンチングの回数を変える事をおススメします。
例えばイーストが多めの場合にはパンチングはいつもよりも念入りに行なったり、イーストの量が少なめの場合にはパンチングは省略してもOKです。
ちなみにパンチングを全く必要としないパンにはバターロールなどが挙げられます。